スペシャル
インタビュー

脚本家 蓮見 翔

現在、演劇 / お笑い / コント / ドラマなど枠にとらわれずマルチに活躍されている
特別審査員 ダウ90000主宰 / 脚本家 蓮見 翔さんにインタビューをしました
  • Q
    今回 TYO学生ムービーアワードの特別審査員を務めるにあたって率直な感想を教えてください。
    A
    人を審査していい立場なのかとは思ったのですが、今後の自分の活動に影響を与えてくれるかもしれないという期待を胸に引き受けさせていただきました。色々な作品に出会えるのが今から楽しみです。
  • Q
    演劇、お笑い、コントやドラマなどの映像脚本も手掛けられていますが、
    60秒の映像脚本において、演劇、コントとは違う重要な要素は何だと思いますか?
    A
    自分がやりたいことを全て表現しきるのには難しい尺だと思うので、自分が伝えたいことと、観客が興味をもつことの割合を上手に加減することが大切だと思います。相手に伝わりつつ自分の色も出せている作品も観たいですし、これを見せたくてたまらなかったというものにも出会ってみたいです。
  • Q
    学生時代 演劇で賞レースに参加されていたとのことですが、
    学生の皆さんが賞レースやコンテストに参加することの「意義」を教えてください。
    A
    学生である間は、なんだかんだ周りの環境に守られている人が多いと思います。その期間の間に、自分が現状どれくらい世の中で戦っていけるのか、自分のものさしがどれくらい正しいのかを知ることができる、またとないチャンスだと思います。ここで結果が出なかったらやめたほうがいいと言っているのではなく、結果が出なかった時に悔しがることができて次への意欲が湧くのか、これでだめならいいやとうまく諦められるのか、どちらも間違いではないはずなので、自分が今はっきりと捉えられていないモノづくりに対する思いの輪郭をくっきりさせることができると素敵だと思います。
  • Q
    第4回のテーマは「初心者」です。
    もし「初心者」でコントを作るならどんな設定のコントにしますか?
    A
    8人いるので、初心者が7人いてツッコミ1人が振り回されるみたいなネタがパッと浮かんだので、逆に初心者1人であとの7人が教え続ける構図だと面白くなりそうだなぁと思いました。
  • Q
    TYO学生ムービーアワードの開催目的は「映像ディレクターの次世代の才能の発掘と育成」です。
    映像ディレクターを目指す学生の皆さんへメッセージをお願いします。
    A
    僕は学生の頃の活動がそのまま今の仕事になっています。学生のうちの活動って、何も頑張ってないやつに小馬鹿にされたりしがちで、恥ずかしい時もあるし、やめたくなる時もあると思うんですけど、意外と地続きで仕事して行けたりもするので、どうか折れずに続けてください。やめないためのモチベーションのひとつになるお手伝いができたら幸いです。
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