第2回 TYO学生
ムービーアワード

審査員

特別審査員(五十音順)

小助川 雅人

株式会社資生堂
チーフクリエイティブディレクター

小助川 雅人

前回に続き今回もたくさんの作品を観ましたが、年々レベルが高まっているのを感じます。中でも受賞者の皆さんはそれぞれさまざまな方向において力のある人たちだと感じました。その才能をこれからの映像・広告含め面白い方向に持っていっていただきたいと思っています。

別所 哲也

俳優
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」代表

別所 哲也

ショートフィルムの国際映画祭を21年主催し、短編映画を見続けています。TYO学生ムービーアワードも2回目を迎え、素晴らしい才能を持った学生が多く、日本の未来は明るいと感じています。『探す』というテーマでもアプローチが全員異なり、奇想天外で自由な発想が60秒という決められた時間の中で表現されていました。俳優としても、映画祭主催者としても勉強になりました。

審査員(五十音順)

尾形 真理子

株式会社Tang
クリエイティブディレクター
コピーライター

尾形 真理子

探すというテーマは、自分のことを抉らないとなかなかテーマがみつけられないしんどさがあったと思います。クオリティが高く、感性が鋭い作品に出会えました。私自身も振り返ると大学の頃に思っていたこと、考えていたことの地続きでしか社会人になってからの仕事はないと感じています。今考えていることに自信を持って続けていってもらえればと思います。

佐藤 渉

株式会社ティー・ワイ・オー
SPARK CMディレクター

佐藤 渉

映像だらけの現代で、作家性やオリジナリティのある表現をするのは難しいです。金賞作品は雑な部分がたくさんあったのですが、誰にも真似できない作り手の感性がありました。僕はそれを評価しました。誰でも学ぶことができる映像表現技術ではなく、その表現者にしかできない作家性を大事にしていってほしいと思います。

中江 康人

AOI TYO Holdings株式会社
代表取締役社長

中江 康人

受賞者の皆さんの映像のクオリティと編集の技術は、プロと比べてもほとんど遜色のないものになっていると感じました。映像は「物語をつくること」が重要で、広告や様々なコンテンツにおいても「ストーリーで人の心を動かす」ということが今後も求められてきます。受賞者の皆さんには自信を持って映像の道に進んでほしいと思います。

浜崎 慎治

CMディレクター

浜崎 慎治

探すというテーマにおいて、自分ならどう創るのかを想像しながら、自分の中にはないものを観ることができました。金賞を受賞した「くまのめ」は突出したアイデアが詰まっていたと思いました。技術は業界で働けば得られますが、アイデアの根っこは大人になってから身につくものではありません。受賞者の皆さんには映像制作の世界を目指して、その力を日々磨き続けてほしいです。

早川 和良

株式会社ティー・ワイ・オー
代表取締役社長

早川 和良

私自身、現在も演出を手掛けるディレクターであり、皆さんはライバルです。作品を観ていて、「こういう発想は自分にはないな、自分には無理だな」とジェラシーも感じました。映像は何をどう撮るか、つまり「何を」というシナリオの部分と、「どう撮るか」というディテールが大切です。同じテーマでも、全員アプローチが違うことが素晴らしいと感じました。

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