株式会社Tang
クリエイティブディレクター
コピーライター
尾形 真理子
探すというテーマは、自分のことを抉らないとなかなかテーマがみつけられないしんどさがあったと思います。クオリティが高く、感性が鋭い作品に出会えました。私自身も振り返ると大学の頃に思っていたこと、考えていたことの地続きでしか社会人になってからの仕事はないと感じています。今考えていることに自信を持って続けていってもらえればと思います。
株式会社ティー・ワイ・オー
SPARK CMディレクター
佐藤 渉
映像だらけの現代で、作家性やオリジナリティのある表現をするのは難しいです。金賞作品は雑な部分がたくさんあったのですが、誰にも真似できない作り手の感性がありました。僕はそれを評価しました。誰でも学ぶことができる映像表現技術ではなく、その表現者にしかできない作家性を大事にしていってほしいと思います。
AOI TYO Holdings株式会社
代表取締役社長
中江 康人
受賞者の皆さんの映像のクオリティと編集の技術は、プロと比べてもほとんど遜色のないものになっていると感じました。映像は「物語をつくること」が重要で、広告や様々なコンテンツにおいても「ストーリーで人の心を動かす」ということが今後も求められてきます。受賞者の皆さんには自信を持って映像の道に進んでほしいと思います。
CMディレクター
浜崎 慎治
探すというテーマにおいて、自分ならどう創るのかを想像しながら、自分の中にはないものを観ることができました。金賞を受賞した「くまのめ」は突出したアイデアが詰まっていたと思いました。技術は業界で働けば得られますが、アイデアの根っこは大人になってから身につくものではありません。受賞者の皆さんには映像制作の世界を目指して、その力を日々磨き続けてほしいです。
株式会社ティー・ワイ・オー
代表取締役社長
早川 和良
私自身、現在も演出を手掛けるディレクターであり、皆さんはライバルです。作品を観ていて、「こういう発想は自分にはないな、自分には無理だな」とジェラシーも感じました。映像は何をどう撮るか、つまり「何を」というシナリオの部分と、「どう撮るか」というディテールが大切です。同じテーマでも、全員アプローチが違うことが素晴らしいと感じました。