第1回 金賞
西 遼太郎
佐賀大学在学中に第1回 TYO学生ムービーアワード金賞受賞。
現在は、xpdのクリエイティブ部門でプランナー/ディレクターとして活躍中。
第2回 Fellows Film Festival for Students 最優秀賞、第16回 JCF学生映画祭 グランプリ、第14回 アジア国際青少年映画祭 優秀賞、ACCシルバーなど多数受賞歴を持つほか、JAC AWARD 2021 ディレクター部門 メダリスト、MIRRORLIAR FILMS 一般公募クリエイターに選出。
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- Q
- 企画にどれくらいの時間をかけましたか?
- A
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プレエントリーした時点ではどんな作品を作るかさえ決めていなかったので、2ヶ月くらいずっと「走る」というテーマを頭の片隅に置いて企画を考えていました。企画に一番時間をかけ、実際に作品の撮影・編集に費やしたのは約2週間でした。
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- Q
- 撮影から作品の応募まで、どのようなスケジュールで進めましたか?
- A
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撮影1週間前にロケ地の許可を取り、前日まで企画を練り直しながら、1日で撮り切りました。応募作品の制作と並行して学校の課題がありましたが、その課題で制作や編集を行って慣れたこともあり、約2週間の作業で完成出来たのだと思います。
作品の応募は、完成後まずは1度アップロードした後に修正して、締め切り直前にもう一度提出しなおしました。自分の案が固まっていなくとも協力スタッフやロケ地など、関係各所の予定を事前に確保したことで、自分を追い込み、作品を完成することが出来ました。
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- Q
- これから作品を制作されるみなさんへアドバイスをお願いします
- A
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今回のテーマが「踊る」ということなので、まずは自分で踊りながら考えてみてはいかがでしょうか。
そういったいつもと違う行動をとることで、いつもと違う発想が生まれるのだと思います。
第1回 銅賞
櫻井 美希
武蔵野美術大学在学中に第1回 TYO学生ムービーアワード銅賞受賞。
現在は株式会社TYOのクリエイター集団「WHOAREYOU」に所属し、プランナー/ディレクターとして活躍中。
JAC AWARD 2021ディレクター部門ファイナリストなど。
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- Q
- 企画で一番意識されたところはありますか?
- A
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エントリーした時点では、作品についての構想は全くありませんでした。当時、卒業制作も進めなくてはいけなかったので、TYO学生ムービーアワードの作品応募締め切り1ヶ月前にようやく作品の企画に着手しました。
セリフがなくても映像のインパクトや設定で面白さが伝わる作品にするため、カット割りやどのようなオチにするのかなど、企画に多くの時間を費やしました。
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- Q
- 撮影で大変だったことを教えてください
- A
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一般道で撮影するにあたって、警察に道路の使用許可を1週間前までに取ったほか、前日にロケ地の半径2km以内にある住宅すべてに撮影告知のチラシを配ったことです。
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- Q
- 今回のテーマ「踊る」についての印象を教えてください
- A
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踊ると言うテーマを聞いて一番最初に思い浮かんだのはカツオ節でした。
踊ると聞くと人間が主人公になりがちですが、人じゃなくても踊っているものは沢山あります。
感受性を豊かにして世界を見渡してみてください。
水溜りに雨粒が踊るように跳ねていたり、風に吹かれたカーテンが踊るように揺れていたり・・・世界は踊りに満ちています。
テーマにあまり縛られずに、自由に考えてみるときっと唯一無二の「踊る」が見つかると思います。