謎解きクリエイター
松丸 亮吾
特別審査員 謎解きクリエイター RIDDLER 株式会社 代表取締役
松丸 亮吾さんへのインタビュー
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今回 TYO学生ムービーアワードの特別審査員を務めるにあたっての率直な感想を教えてください。
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ショートフィルムやCMの撮影は、15秒や30秒という短い時間でインパクトを残すために様々な創意工夫がされる、エンタメの総合格闘技だと思っています。なので僕は CM が大好きで、テレビでコマーシャルに入ると短い映像作品のコンペが始まったような気持ちで見ていました。
そんな僕を今回特別審査員に任命していただけたことはとても嬉しく、身が引き締まる思いです。頑張ります!
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- Q
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今回のテーマは「ひみつ」です。
「謎解き」を作る上で一番大事にしていることは何でしょうか?
- A
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「謎解き」においては、答えに至るまでの解法をすぐ見破られないように隠しつつ、それでいて答えをひらめいた時にその解法に納得できるだけのヒントや伏線を過不足なく張ることを一番大事にしています。
今回の「ひみつ」というテーマも、ただ意外性があればいいというわけではなく、妥当性もともなわなければいけないと思います。そういった点では、謎解きに通じるところも多いので非常に楽しみです。
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松丸さんが今回のテーマ「ひみつ」で60秒の映像を作るとしたら、どんなテーマ、手法にすると思いますか?
- A
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映像の本筋ではない部分(映り込んだモブの人物や、一瞬だけ映るメモなど)に前提が覆えるような情報を仕込んで、さっと映像を見ただけではハッピーエンドに思える物語が、実はちゃんと手掛かりを全て合わせると、本当はバッドエンドであるような、「ひみつ」を考察した人だけが本当の結末を知ることができる作品を作ると思います。
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謎解きの作り手として、今回応募いただく学生に期待することを教えてください。
- A
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「ひみつ」は、衝撃的なものであればあるほど、視聴者の感情を揺さぶることができると思います。審査員が思いつきもしないような、見終わった後に絶句してしまうような「ひみつ」を楽しみにしています。
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- Q
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TYO学生ムービーアワードの開催目的は「映像ディレクターの次世代の才能の発掘と育成」です。
映像ディレクターを目指す学生の皆さんへメッセージをお願いします。
- A
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こういったアワードに参加して作品を完成させるプロセスは、その結果に関わらず、非常に大きな経験値になります。
将来、皆さんが映像クリエイターになった時、僕も一緒に仕事ができる日が来たら幸せです。TYO学生ムービーアワードをとにかく楽しみましょう!