第3回 TYO学生
ムービーアワード

審査員

特別審査員

別所 哲也

俳優
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」代表

別所 哲也

人間は「モノガタル」イキモノだ! 僕たちの文明文化も人類が刻んできたモノガタリの結晶だ。言葉に託し、活字に変換し、詠い、そして「踊る」ことで表現してきた。
なぜ表現するのか? それは、自分自身のココロの躍動そのもの。それは、他者と繋がり理解したい欲求そのもの。ヒトは、踊る! セカイは、踊る! 良くも悪くも。。。
今回も多くのエントリー作品が、僕の眼前で踊り躍動した。
映像作家を志す皆さん、これからもあなたのリズムと他者のリズムを重ね合わせ、踊り続けてください。ココロ踊る感性こそが、クリエイティブの源泉のはずです。

振付稼業air:man

振付師

振付稼業air:man

「踊る」というテーマの中、どの作品も個性があって素敵な時間を過ごさせていただきました。
「踊り」「ダンス」という素材が、一方通行の表現になるとつまらない。
「踊り」がどのように加わっていけば、エンターテイメントになるのか? を、考えて私共は映像作品と関わっております。映像の中に「踊り」が入る時、踊りの未来が垣間見えるような映像作品を、若いクリエイターの方々に沢山作っていただけたら、これ幸いです。
その際は、私共にお声掛けいただけますと、尚更、幸いです。

審査員(五十音順)

金野 恵利香

株式会社TYO WHOAREYOU
CMディレクター

金野 恵利香

学生さんたちのレベルがこんなに高いとは驚きました。テーマを自分なりに咀嚼して、独自の表現を貫いている人は強かったです。一瞬で理解しがたいものも、こちら側に考える余白があり、伝えたいというパワーを感じました。受賞した方々、もしくは惜しかった方々のこれからつくるもの、楽しみに応援しております。

佐藤 渉

株式会社TYO WHOAREYOU
CMディレクター

佐藤 渉

年々学生の皆さんの映像表現のレベルが上がってきていると感じると同時に、映像表現技術ではない部分で、もっとぶっ飛んだアイデアに衝撃を受けたかったというのが正直な感想です。学べる技術は他の誰でも学べて習得できるものです。そうではない、作り手の感性からしか生まれない表現を意識してみてください。そして若いことを言い訳に、型にはまらないぶっ飛びまくったアイデアを生み出し続けてください。期待しています。

浜崎 慎治

CMディレクター

浜崎 慎治

TYO学生ムービーアワードの審査員を立ち上がりから参加してますが、正直なところ年々レベルが上がっている。今回の金賞のTribe Xはもはや学生レベルではないし、その映像センスは群を抜いていた。自分しか表現できないものをとことん追求した作品が入賞していた。「一生懸命に作ったものは、一生懸命見てもらえる。」世界の黒澤明さんもおっしゃってました。

早船 浩

株式会社TYO
代表取締役社長

早船 浩

広告映像を中心に、常に課題解決に向けてコンテンツを制作しているTYOが主催するアワードなので、”課題に対してどう表現できたのか”を中心に審査が行われました。
「踊る」の表現で、そう来たか、こんな発見があったのか、と思わされる、突出して素晴らしいアイデアの5作品でした。
3年ぶりの開催でしたが、レベルがますます上がっていて、学生の皆さんの情熱をとても感じたアワードでした。

松井 一紘

株式会社FIELD MANAGEMENT EXPAND
取締役VP of Creative
クリエイティブディレクター・
コピーライター

松井 一紘

「踊る」って、難しいテーマだなぁって思いました。
結構みんなホントに踊っちゃうのかなぁと心配して応募作を開いたのですが、ちゃんと踊りを具材にしているものがあって嬉しかったです。
「踊り」を目的ではなく、手段や媒体にして、その前後でどんな変化が起きるのか。
勝ち残った作品は、そこがきちんと描かれていたと思います。おめでとうございました。

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