第4回 TYO学生
ムービーアワード

受賞作品

金賞

Brave Grandpa

立命館大学
映像学部
映像学科 3年

佐野 文哉

受賞者コメント

昨年も応募したのですが、最終ノミネート作品にも入らなかったので、今年は金賞をとれて嬉しいです。制作期間としては、企画、ポスプロにそれぞれ1カ月、撮影は半日くらいかけて作りました。賞金は、来年の卒業制作で1時間尺の映画を作るのでそれに使わせてもらいたいと思います。

審査員コメント

総合力で他を上回った作品でした。撮影、アングル、美術、キャスティング、音楽もオリジナルで、全てに隙がなかったです。セリフがなく、言葉で説明せずにオチまでもっていったところも評価しました。主人公の没頭感がよく描けていて、ゲームについていくために追い込まれる表現も上手。編集の締め方、間の取り方、オチの付け方が面白かったです。

銀賞

おじいさんデビュー

佐賀大学
芸術地域デザイン学部
芸術地域デザイン学科
地域デザインコース 3年

桶本 優

受賞者コメント

今回出演してくれたのは自分の祖母と祖父で、最終ノミネート作品に選ばれて大変喜んでいました。わかりやすく「孫が産まれた」などであればおじいちゃんになりますが、人間はいつからおじいちゃんになるのだろう?という単純な疑問から作品を制作しました。

審査員コメント

今回、「初心者」というテーマでの応募作品で、1つ目の裏切りとしてお年寄りに初めて何かをしてもらう、というものが多かったのですが、この作品はお年寄りそのものを初心者としていて、一番手前の発想で留めているのが面白かったです。セリフを入れるタイミングなどにもリズム感があり、声を出して笑いました。

銅賞

Unknown Noise

武蔵野美術大学
造形学部
視覚伝達デザイン学科 2年

佐藤 雪乃

受賞者コメント

このように自分の作品を評価されるのは初めてなので嬉しい気持ちでいっぱいです。今回、「初心者」というテーマから赤ちゃんが思い浮かびました。聞くこと、見ること、全てのことが初体験である赤ちゃんをテーマに、赤ちゃんが怖いと感じる気持ちを想像して視覚化しようと思いました。

審査員コメント

「初心者」というテーマの切り口・着眼点が独特で、赤ちゃんをあえて出さずに感覚的なことを描いているのが深いと思いました。アニメーションならでの表現で、赤ちゃんが洗濯機の音を嫌がっているという感情の視覚化ができていて素晴らしかったです。

「初」

立命館大学
映像学部
映像学科 2年

盛岡 三夏

受賞者コメント

大学の仲間たちと作った作品がこのような形で評価されてとても嬉しく思います。まずは「初心者」の切り口を色々と考えてから制作を進めました。「絵を初めて描く男の子」と「自転車に初めて乗る女の子」という2軸で二人の初な恋愛模様というものを作りました。

審査員コメント

アニメーションの完成度が高く、細部までこだわって表現されていると思いました。カット割りやSEの入れ方が上手で軽快さがあり、編集のクオリティも高くて印象的な作品でした。劇中であえてセリフを入れない手法は映像に引き込れましたし、「初恋」・「自転車」など誰もが体験する初心者エピソードで、共感できるストーリーに仕上がっていました。

審査員特別賞

トラバーチン模様のうた

関西大学
総合情報学部
総合情報学科 2年

瀬 こころ

受賞者コメント

このような賞をもらって感無量です。最終ノミネート作品が発表される前から、審査員特別賞は自分のものだと思っていました。作詞作曲も自分で行い、見ていて気持ちよくて、なぜかもう一度見たくなる作品を作りたいと思い、映像の間などにこだわって制作しました。

審査員コメント

審査する際に、この作品は「初心者」というテーマにどう関係しているのかなと、審査員みんなが大きな疑問を持ちました。探っていくとトラバーチン模様を知らない人への説明ビデオだということが分かり、見ている側が「初心者」という切り口が新しく、他の作品にはない個性的な作品でした。

ファイナリスト

make up!!

東京造形大学
造形学部
デザイン学科
アニメーション専攻 3年

熱田 彩那

cut! cut! cut!

日本工学院専門学校蒲田校
クリエイターズカレッジ
マンガ・アニメーション科 3年

黒山 賢人

ビギナーズハイ

日本大学
芸術学部
放送学科・映画学科 1年

竹中 もえ

絵をかく

東京藝術大学
美術学部
デザイン科 3年

帖佐 小雪

シルバーマッチ

日本工学院専門学校蒲田校
クリエイターズカレッジ
放送芸術科 2年

山野江 美羽

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