第4回 TYO学生
ムービーアワード

審査員

特別審査員

別所 哲也

俳優
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」代表

別所 哲也

日本初アジア最大級の国際短編映画祭を運営して、26年。世界の表現は、テクノロジーと共に、進化し続けている。『初心者』をテーマに今回も60秒の様々な初々しい表現に触れて僕自身のクリエイティブもアップデートされた。ありがとうございます。
クリエイティブには、高低差や、容積差はなくても熱量差は、あるのかもしれない。世界初日本初という表現がある。大切なのは、『自分初』の体験や感覚だ!初心を忘れるな!とも言われるが、僕は、アップデートされていく時間と出会いのなかで、 新たな『自分初』に歳を重ねても出会い、感じて、表現出来ること、なのだ!と思う。
今回も御参加頂いた表現者の皆さん!ありがとうございます!

蓮見 翔

ダウ90000主宰 / 脚本家

蓮見 翔

審査をしていて、刺激を受ける作品ばかりでした。一つのテーマでたくさんの人が作品を作って、発想が一緒でも細分化されていて、短い秒数でみなさんの個性が出ていました。自分もコンテストに出ている身なのでわかりますが、金賞が獲れないと審査員を好きにならなくなるかもしれないし、悔しいという気持ちが多いと思います。ここからが意地の見せ合いだと思います、「嬉しかった」、「悔しかった」を原動力として、今後の皆様の活躍に繋げてほしいです。

審査員(五十音順)

金野 恵利香

株式会社TYO WHOAREYOU
CMディレクター

金野 恵利香

「初心者」というテーマなこともあり、狭いようで広いような・・・どんな切り口でくるのかを楽しみにしていました。既視感があるものよりも、その人にしかできない着眼点がみえ、表現のディテールにこだわりがあるものが強いなと思いました。
映像が身近に感じる分、良い悪いの取捨選択の感覚が鈍るなと思いつつ、本当に自分が好きなことを突き止めていってほしいです。

佐藤 渉

株式会社TYO WHOAREYOU
CMディレクター

佐藤 渉

学生が作ったとは思えないほどクオリティの高い作品が多く、映像制作のレベルが確実に上がってきているのを感じました。同時に、ちゃんとしているものが多い印象でした。悪い言い方をすると、小慣れているもの。映像技術はどうしたってこれから身についていくものなので、雑で粗いけど、ぶっ飛んでて面白いアイデア、そういう若者らしいアイデアがもっと出てきてもよかったと思いました。次回は、ぶっ飛び突き抜けた作品が多数出てくることに期待します。

浜崎 慎治

CMディレクター

浜崎 慎治

金賞受賞作「Brave Grandpa」は映像技術のレベルも高く、素晴らしいエンタメ作品だった。今回「初心者」というお題で高齢者が出演しているものが多かったが、個人的には全く違う切り口の作品を見てみたかった。他人とネタがかぶるというのはよくある作品になっているともいえる。自分しか考えられない全くオリジナルの作品が今後出てくることに期待してます!

早船 浩

株式会社TYO
代表取締役社長

早船 浩

20代前半の学生が「初心者」をテーマに高齢者を描く作品が多く、今の学生は高齢化社会をうまく捉えているという発見がありました。第4回も特に印象的な5作品が受賞となりました。応募していただいた多くの映像表現を見て、テーマの解釈の幅に驚かされ、とても楽しい審査になりました。

松井 一紘

株式会社FIELD MANAGEMENT EXPAND
取締役VP of Creative
クリエイティブディレクター・
コピーライター

松井 一紘

「初心者」というテーマに、意外や意外、シニアを当ててくるアイデアが多かった。
日本社会を映し出しているのか、はたまたテーマの逆張りか?最初はそれですごく悩みました。秀逸な作品のほとんどがノンバーバルで攻めてきた。60秒をセリフなしで成立させるには技術がいる。僕もそれがいまだにできていない。原石に出会えると身が引き締まる。そんな貴重な体験をさせていただきました。感謝です!!

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